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遊び尽くそう!知る人ぞ知る人気スポット「大崎」

2017.02 21

石垣島の大崎ビーチはご存じですか?ビーチ目的で訪れる観光客は少ないですが、ダイバーには知る人ぞ知る人気スポットです。

 

今日は、大崎ビーチで出来る、シュノーケリングとダイビングの魅力について紹介したいと思います。

 

のんびり楽しめるシュノーケリング


ダイビングスポットとして有名な大崎ビーチですが、実はシュノーケリングも楽しめます。遠浅なので大崎ビーチは、シュノーケリング時にビーチからのアクセスが可能です。

 

浅場には、エダサンゴやテーブルサンゴと美しいサンゴ礁が広がっていて、ツノダシ、キンギョハナダイ、クマノミなどの熱帯魚を見ることが出来ます。

 

とても穏やかで流れの少ない場所なので、のんびりと色とりどりの魚達と海の景色を楽しむ事が出来ます。

 

干潮時は、足が付く場所もあるのでサンゴを折らないように気を付けて下さい。サンゴは折れると数年単位の時間が修復に必要です。美しい海の景色は皆で守って楽しみましょうね。

 

ブイが浮いている辺りは深くなり、船も運航しているので気を付けて下さい。

 

ダイビングで人気の大崎ハナゴイリーフ


大崎にはいくつか有名なダイビングスポットがありますが、中でも人気なのが大崎ハナゴイリーフです。

 

フォトコンテストで知名度を上げた、白化したイソギンチャクに暮らすクマノミや様々な生物の様子を楽しめます。浅めのリーフ上ではハナゴイ、キンギョハナダイ、アカネハナゴイとカラフルな熱帯魚達と出会えます。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウとの遭遇率も高く、幻想的な雰囲気を楽しんで下さい。流れもあまりないので、のんびりと楽しむ事が可能です。

 

色とりどりの多くの魚を楽しめると共に、砂地ではチンアナゴの群れが出迎えてくれます。素晴らしい出会いの多い「大崎ハナゴイリーフ」は初心者からベテランまでと、幅広いダイバーに愛されているのもうなずけますね。繁忙期はかなり混雑するので、のんびりと楽しみたい方は時期をずらすのをお勧めします。

 

流れは殆ど無く、体験ダイブや初心者も楽しむ事が可能です。1~6月頃はユビエダハマサンゴでコブシメの産卵期で、求愛行動など様々なシーンを見ることが出来ます。夏には30m以上深く潜ると、ナカモトイロワケハゼやヤシャハゼなど人気の生物が見られますよ。

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画像提供:ダイビングチームうなりざき石垣店

  

上級向け大崎ミノカサゴ宮殿


ハナミノカサゴが10匹以上も集まることから「ミノカサゴ宮殿」という名前がついた、古くから人気のダイビングスポットです。

 

スカシテンジクダイを狙って来るミノカサゴは、多いときで20匹以上!集団で泳ぐ幻想的な雰囲気は、必見です。「ミノカサゴ宮殿」と呼ばれるゆえんの『水中宮殿』をぜひ体感して下さい。

 

他にもニチリンダテハゼやヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、クサハゼやジョージフィッシュやガーデンイールと様々な生物が見られます。

 

少し深い場所ではまた、違った海の表情を楽しめます。深場の根には、ソリハシコンエビやベンテンコモンエビ、アカシマシラジゲエビなどのカクレエビといった沢山のエビに出会えます。根の周りの砂地で沢山のガーデンイールが見られる、ダイバー人気のポイントがあるので見逃さないでくださいね。

 

中層は、イソマグロなど回遊魚の通り道になっています。冬場はマンタが通る事もあるのでチェックしてみて下さい。他にも冬場にはウミウシの仲間が多く見られるなど、楽しいフィッシュウォッチポイントになっています。

 

カメラに収まり切れないほど被写体が豊富な場所ですが、ややスキルが必要な上級者ポイントになります。

 

いかがでしたか?ダイビングポイントとして有名な大崎ですが、初心者やシュノーケリングでも楽しめる、のんびりとした顔も持っています。色々な楽しみ方が出来るので貴方に合ったステキなプランを立ててみて下さいね。

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