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家族連れにオススメ!カクレクマノミが見られる新城海岸!

2017.02 24

宮古島観光といえば外せないのが美しいビーチ。素晴らしビーチが数多くある宮古島なのでどこに行こうか決めかねている方もいるのでは無いでしょうか?

 

今回は、シュノーケリングで有名な新城海岸(あらぐすくかいがん)をご紹介したいと思います。

 

アクセス


新城海岸は、車で宮古空港から約25分の距離にあります。いくつか空港からビーチに行く道はありますが、お勧めルートはこちらです。空港から県道243号線に乗り、地元民から一周道路と呼ばれている83号線へ突き当り、そこを右折し、直進するルートです。

 

このルートがお勧めなのは、美しい景色を見ながら海岸まで行くことが出来るからです。新城海岸の看板を左折すると、急な坂道を下っていきます。下り降りて、無料駐車場に車を停めた所が新城海岸です。

 

駐車場から海へ続く道には、木が茂っている所から海が見えるステキな撮影ポイントもあるので見逃せません。

 

シュノーケリング


遠浅の新城海岸は、沖合数100mまでサンゴ礁のリーフが続きます。干潮時はリーフ内でも水深が1m以下になります。水深が浅いと、シュノーケリング時にサンゴが体にあたり怪我をしてしまう可能性があるので、満潮前後の時間にシュノーケリングを楽しみましょう。

 

干潮時は、潜らなくてもリーフのサンゴが楽しめます。その際はサンゴに乗ったり、サンゴを折ったりしないように気をつけくださいね。サンゴは非常にデリケートで、折れると数年単位の時間が修復に必要です。いつ来ても誰もが楽しめる美しい海の景色は、ちょっとした心使いで守られています。皆で節度を守って、気持ちの良く過ごしましょうね。

 

新城海岸は、美しいサンゴ礁とそこに住む小さな可愛らしい小魚達が見られるスポットとして人気です。ビーチの近くのイソギンチャクに住むカクレクマノミや美しいコバルトブルーが特徴のルリスズメダイ、青緑色のソラスズメダイが私達を楽しませてくれます。また、クマノミがいる場所にはブイがあるのでとても分かりやすいです。

 

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写真提供:ダイビングチームうなりざき石垣店 ※カクレクマノミイメージ

  

色鮮やかな熱帯魚だけで無く、砂地にはサラサハゼもいます。のんびりと穏やかに楽しめる新城海岸のシュノーケリングですが、海のギャング ゴマモンガラには注意しましょう。強力な顎でかみつかれると大けがをするので、近づかないよう気をつけくださいね。

 

シュノーケリング上級者の方は、少し流れのきついリーフエッジまで行くと、竜宮城のような美しいサンゴ礁を楽しむことが出来ます。ウミガメが泳いでいることもあるので幻想的な雰囲気です。ただし、リーフエッジ付近は急に深くなっているそうなので十分注意してください。

 

夏は穏やかな新城海岸ですが、冬は海が荒れやすいそうです。

 

施設も充実


新城海岸は沖縄県の条例に基づく海水浴場ではありませんが、無料の施設が多く用意されています。駐車場・シャワー・トイレ・更衣室などは全て無料です。駐車場は100台近く停められる大きなものに新設されました。シーズンになれば、その場でシュノーケリングセットやパラソルにライフジャケットもレンタル出来るので手ぶらで来られる所が良いですね。

 

更に、シーズン中は東屋も出来て無料で貸し出しています。そんな無料の施設満載で、もちろん入場料も無料の新城海岸は、毎年数万人が訪れる人気の観光スポットです。

 

透明度抜群で穏やかな海、白い砂浜に、美しい空、更に無料の数々...人気なのもうなずけますね。

 

ただし、こちらは沖縄県の条例に基づく海水浴場で無いので、くれぐれも自己責任の元、注意看板の指示に従って楽しんでください。

 

いかがでしたか?穏やかな海が家族や恋人同士に人気の新城海岸。夏の宮古島に訪れた際は、是非立ち寄ってみてくださいね。

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