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魚群はまさに圧巻!セブ島のダイビングスポット モアルボアル

2017.03 11

フィリピン・セブ島は、世界有数のダイビングスポットとして知られていますが、セブ島の西側に位置し、のどかな雰囲気が感じられる「モアルボアル」も、ダイビングスポットとして人気が高いところです。

 

モアルボアルの周辺には数多くのダイビングスポットがあり、さまざまな熱帯魚のほか、ジンベイザメなどを見かけることがあります。さらに、モアルボアル沖合のペスカドール島には、バラクーダやギンガメアジなどの大群を見ることができ、その様子はまさに圧巻です。

 

セブ島有数のダイビングスポット モアルボアル


モアルボアルは、セブ島の西側に位置する小さな町ですが、セブ島内でも有数のダイビングスポットとして知られています。

 

セブ島と言えば、マクタン島のような大規模なリゾート地がイメージされますが、モアルボアルはのどかな雰囲気と素朴さが感じられるビーチであることから、その雰囲気に魅了される人も多いようです。

 

モアルボアルは、セブ島の中心地であるセブシティからの距離が約90kmで、バスで3時間ほどです。

 

モアルボアルには、パナグサマビーチやホワイトビーチがありますが、ビーチからはネグロス島を望むことができるほか、モアルボアルの沖合約3~4kmのところには、ダイビングスポットとして有名な「ペスカドール島」があります。

 

また、モアルボアルの沿岸にも、数多くのダイビングスポットがあり、多くのダイバーたちを魅了しています。

 

バラクーダなどの魚群が壮大!ペスカドール島


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画像提供:エメラルドグリーン

 

ペスカドール島は、モアルボアルの沖合3~4kmのところに位置する小さな無人島です。

 

島のまわりには、深さ5m前後のところにサンゴが群生するリーフが見られますが、リーフの外側は深さ40mほどのドロップエンドとなっています。ドロップエンドには無数のサンゴが見られ、海の深いところまで生息しています。さらに、島の西側には「大聖堂」と呼ばれる洞穴も見られます。

 

ペスカドール島周辺では、さまざまな魚を目にすることができますが、壮大とも言える魚群はまさに圧巻の一言です。

 

イワシの大群が見られるほか、イワシの大群を追いかけているバラクーダやギンガメアジの大群も見られます。視界がさえぎられるほどの魚群に、思わず圧倒されることでしょう。

 

また、水深30m以上になると、シルキーシャーク(クロトガリザメ)やホワイトチップ・リーフ・シャーク(ネムリブカ)を見かける場合があります。

 

モアルボアル周辺も、魅力的なダイビングスポット!


そのほか、モアルボアル周辺の海域にも数多くのダイビングスポットがあります。

モアルボアルで有名なダイビングスポットは、パナグサマビーチの沖合に位置する「パナグサマリーフ」です。

 

ビーチの沖合はドロップオフとなっており、イワシの魚群を見かけることがあります。さらに6月から9月にかけては、ジンベイザメを見かけることがあります。悠然と泳ぐジンベイザメは、とても大きいことから、その姿を見ると、圧巻に感じられるのではないでしょうか。

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画像提供:エメラルドグリーン

 

 

また、パナグサマリーフの近くには「カワイウォール」と呼ばれるダイビングスポットがあります。カワイウォールには洞穴が見られるほか、時にウミガメの姿が見られる場合があります。そして、まれにではありますが、エイの仲間である「イーグルレイ」が姿を現す場合があります。

 

リゾート地やダイビングスポットとして世界的に知られるフィリピンのセブ島は、西側の海岸にも魅力的なダイビングスポットがあります。

 

セブ島でのダイビングの魅力は、目の前を埋め尽くすほどの魚群と言えるでしょう。南の海でしか味わえない体験を求め、セブ島のモアルボアルを一度は訪れてみたいですね。

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