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セブ島のダイビングスポット・マクタン島 どんな生き物と出会える?

2017.04 25

ダイビングポイントの宝庫!「マクタン島」周辺エリア

フィリピン・セブ島は、日本人にも人気の高いリゾート地ですが、セブ島のリゾート地は、セブ島の東側に位置する「マクタン島」を指すことが多いです。
マクタン島周辺エリアは、マクロ派から地形派まで存分に楽しめる絶好のダイビングスポットとして知られていますが、熱帯ならではのさまざまな生き物たちを眺めることができます。
マクタン島周辺には、どんな生き物が生息しているのでしょうか。

 
小さくて鮮やかな色合・フィリピンの固有種「スパインチークアネモネフィッシュ」


マクタン島周辺エリアで眺めることができるかわいらしい魚が「スパインチークアネモネフィッシュ」です。
クマノミの仲間で、オスはカクレクマノミとよく似た色合いをしていますが、その名の通り、エラに棘があるのが特徴です。小型でかわいらしいことから思わず目をひかれますが、攻撃的な性質を持っています。見つけた際は近づきすぎないように気をつけましょう。
また、そのほかのクマノミの種類として、オレンジ色をした胴体に白いラインが1本だけ入った「ハマクマノミ」や、オレンジ色の胴体に複数の白いラインが入っている「カクレクマノミ」などがあります。

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画像提供:エメラルドグリーン

 
「ロウニンアジ」「ツバメウオ」の群れに高確率で出会える


マクタン島周辺エリアで一番人気なのが「ヒルトゥガン島」。

サンクチュアリ(自然保護区)に指定されているためサンゴも綺麗で、マクタン島周辺エリアの中では特に魚影が濃いことで知られているポイントです。高確率でロウニンアジやツバメウオの群れを見ることができます。

特に、人懐っこくダイバーに近づいてくるツバメウオの群れは見ものです。

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画像提供:エメラルドグリーン

 
ダイビングで人気!温厚な性格の「ジンベエザメ」


マクタン島周辺のオスロブではジンベイザメも泳いでおり、人気のダイビングとして、ジンベエザメと一緒に泳ぐ「ジンベエザメダイビング」もあります。
サメというと、人間を襲うようなイメージが強く、特にジンベエザメは体長5mから10mほどと大型であることから不安に感じるかもしれませんが、ジンベエザメは温厚な性格で、基本的に人を襲うことがないため、ジンベエザメと一緒に泳いでいても差し支えありません。
また、ジンベエザメは動きがゆっくりとしていることも特徴的です。

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バラクーダの群れを見ることも!


また、マクタン島周辺エリアでは、バラクーダの群れに出会えることもあります。一口にバラクーダといってもさまざまな種類のバラクーダがいて、ダイビングで主に見かけるのは「ブラックフィンバラクーダ」です。
似た魚に「オニカマス」や「オオカマス」があり、こちらもバラクーダと呼ばれますが、尾の形に違いがあり、ブラックフィンバラクーダは、尾ひれの後ろ側に突起のようなものが見られます。
バラクーダの中には攻撃的な種類もいるので、距離を置いて観察する方が無難です。

 
イソバナなど、サンゴが織りなす鮮やかな光景


マクタン島周辺エリアでは、魚たちも魅力的ですが、サンゴもまた鮮やかな光景をかもしだしています。
マクタン島の海域は、断崖状の「ドロップオフ」となっている場所があり、岩壁に多数のサンゴが生息しています。赤々として鮮やかな色合いの「イソバナ」をはじめとして、青々としたサンゴなども多数生息しており、南国ならではの色合いを感じ取ることができます。

 

島の南側がサンゴ保護区にもなっている「ナルスアン島」は、マクタン島周辺エリアではサンゴが一番きれいなポイントで、高い人気を誇っています。太陽光のカーテンと浅瀬のサンゴに群れる小魚たちに癒されること間違いなしです。

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画像提供:エメラルドグリーン

 

マクタン島周辺には、さまざまな魚たちやサンゴたちが多数生息しています。日本ではなかなかお目にかかることができない生物が多いことから、マクタン島の海をゆったりとダイビングしながら、生き物たちを鑑賞してみましょう。

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